代表挨拶philosophy

SEIDENの想いとこだわり

福山市の「SEIDEN」は、制御盤の設計・製造・コンサルティングを通して「チャレンジし、継承し、生み出す」企業です。家庭用の洗濯機から大規模なダムまで、いたる所に使われている「制御」の技術から、日本の製造業の未来を切り開きます。挑戦はSEIDENの十八番。「こんなこと、できる?」と、ぜひお気軽にご相談ください。

代表挨拶

代表挨拶

海外に行くと「日本の技術はスバラシイ」とよく言われます。たしかに地域や企業の規模を問わず、それこそ「ゴロゴロ」と日本中に素晴らしい技術があります。

しかし、あえて厳しいことを言います。「日本の技術はスバラシイ」という言葉にかまけていては、その技術はきっと廃れ、失われてしまうでしょう。製造業を営む中小企業の中には、技術も品質も素晴らしい会社様がたくさんあります。そんな会社様でも、発信下手、訴求下手のために衰退してしまうことはあるのです。そしてこれは、業界全体の衰退につながります。

今、日本で一番「スゴイ」のは船のスクリューを作っているのは超(80代)高齢の技術者の方だとお客さんからお聞きしたことがあります。その技術の伝承には10年以上かかると言われており誰かに伝える時間は残されていません。そして再現できる機械も存在しません。こんなこと、あってはいけません。放っておいてはいけません。古い本質的な技術こそ,画像処理、AI、IoT技術などあらゆる方法を模索してノウハウを保存し、さらなる成長につなげていく。そのための環境づくりが必須であり、SEIDENの使命だと考えています。

「日々是好日」に込めたSEIDENのメッセージ~チャレンジ、継承、創造。そして未来へ~

「日々是好日」に込めたSEIDENのメッセージ~チャレンジ、継承、創造。そして未来へ~

自動ライン化された工場で製品が造られる。ビルのエレベーターが多くの人を運ぶ。そんな生活の中の「何気ない当たり前」を支えている制御盤。そこには多くの先人たちの、偉大な積み重ねがあります。SEIDENがそれを継承し、伝え、維持し、技術の向上を図ってこられたのは、挑むことをやめなかったから。「挑戦」という過程があるからこそ、現在と未来を創ることができるのです。

【日々是好日】

この言葉は禅語の一つ。もともとは中国のある大禅匠の言葉とされています。その解釈は少しずつ人によって異なるでしょう。ただ、少なくとも「好日」というのは単純に良い日、悪い日といった良し悪しを示しているわけではありません。

「今日は良い日だったな」「悪い一日だった、明日はどうか?」と良し悪しにとらわれるのではなく、ただその日を味わい、生きる。たとえ何かを失ってしまった日でも、「失ったか、”よし”、どうにかしよう」と、ただありのままに、精一杯その一瞬を生きる。そうして生きていけば、どのような日も「是好日」なのです。

目の前のことにただ真摯に取り組み、一つひとつ挑戦を積み重ねてきたSEIDEN。その姿勢、その想いを、「日々是好日」というブランドメッセージに託します。この境地こそまさにSEIDENが目指す働き方であり、企業としての理想の姿。SEIDENはこれからも常に挑戦し続け、一瞬、一瞬をただひたすら積み重ねてまいります。

SEIDENの企業改革を象徴する、新しいロゴが誕生しました

SEIDENの企業改革を象徴する、新しいロゴが誕生しました

真のチャレンジは、困難に打ち勝つ勇気と必ず成し遂げるという覚悟からなります。社員一人ひとり、そしてチームが強い覚悟と勇気を持つことが必要。SEIDENは、そのために必要な人財の確保・育成に積極的に取り組んでいます。こうした企業改革に伴い、SEIDENでは会社のロゴを一新。「日々是好日(ひびこれこうじつ)」という言葉に込めたSEIDENの想い、メッセージをより強く感じられるデザインへと変更しました。

新しいロゴがイメージするものは「クラッカー」。挑戦し続けるSEIDENらしく、「挑戦が生み出す無限大の可能性」を表現しています。紐を引くと大きく弾けるクラッカーのように、人のアイデアや行動力も「小さな火種が起こす爆発」。その瞬発力、爆発力を、「クラッカー」のイメージに託しました。

それでこそSEIDEN。変わること、挑戦すること。そこに迷いはありません。

地元福山を、もっと業界を、だからSEIDENはチャレンジし続けます

地元福山を、もっと業界を、だからSEIDENはチャレンジし続けます

SEIDENの歴史は創業から数えて50年以上。その間、製造業をとりまく環境はめまぐるしく変化しました。しかし「技術」は、そんな時代の波に飲み込まれることなく、ときには頑固に、ときにはしなやかに「守り、つなぎ、変化させていく」ことで進化を続けてきました。SEIDENは福山の小さな町工場ですが、この「技術」の進化のように、変わることを恐れず、自由な発想で、少しでも多く地域に貢献できるよう挑戦を続けています。

私たちSEIDENは地元・福山に育ててもらった会社。地域に貢献したいという強い想いが原動力となっています。そのためには会社としての強い基盤と成長が必要不可欠。スタッフ一人ひとりにしっかり利益を還元し、「自分もここで、挑戦したい!」と思える状況をつくらなくてはなりません。同じ場所に留まっていては、その状況をつくることができない。だからこそSEIDENは「発展させていく企業」であり続けます。パートナーであるスタッフ一人ひとりと、一緒に挑み、成長する。それがSEIDENという会社です。

SEIDENの2つの「強み」

企業として、そして制御盤の専門家として。SEIDENには、2つの側面から見た「強み」があります。

SEIDENの企業としての強み

「制御盤のことなら、何でも相談してください」と胸を張って言えるのは、その自信を支えるSEIDENならではの「強み」があるから。継承し、生み出し、チャレンジする。そのためにトヨタ生産方式を導入して、自社開発のソフトウェアを使った生産性の数値化(=見える化)を行うなど、SEIDENはさまざまな取り組み、改革に挑戦し続けています。さらに、SEIDEN独自のノウハウをコンサルティングによって広く発信し、製造業全体の盛り上げや技術の継承に尽力する姿勢も、多くの企業からの信頼につながっています。

SEIDENの制御盤の強み

「柔軟性」「調達力」「海外・遠方への対応力」この3点こそ、SEIDENが多くのお客様に選ばれ、世界中で制御盤の可能性に挑戦し続けられる理由。SEIDENは、そのように考えています。床いっぱいに敷き詰められた超大型の制御盤や、複雑な形状のデスク盤、エアシーケンス制御盤のような特殊なものを依頼されたら? (他社で製造されたもので)制御盤の配送中にトラックが横転して修理が必要になったら? メンテナンスの人手を軽減するには? SEIDENの制御盤の3 つの強みで、お客様のあらゆるニーズにお応えします。