新型コロナウィルス流行に対応した「営業活動」について
遠隔立会について
2020年3月1日現在、新型コロナウィルスにより公共交通機関の利用が困難なり、製造メーカーでの立会が難しいとお困りの方には、電話やTV電話、無線通信ソフト調整(MELSECなど主要なPLCはほぼ出来ます)を駆使した「遠隔立会」が有効です。弊社では、トヨタ自動車殿や東レ殿のような安全対策を強みにされている企業さんの工場でのソフト調整や対向試験を2017年頃から無線通信で行っている実績があり、また、年間延べ150人以上の立会来訪を受け入れさせていただいている立会試験の実績から、遠隔立会を効率よく行わせていただくことが出来ます。
新型コロナウィルスの脅威は、収束時期が正確に把握できず、数カ月の間の予測さえ困難な状況です。
現在、立会を必要とした制御盤の設計、部品調達、製造をご検討されている企業さんやその調達担当の方々は、リスクヘッジとして、脅威の収束が長引く可能性が消えない今、一つの選択肢としてご検討いただければ幸いです。
参考動画を作成いたしましたので、ご覧の上、詳しい内容は、是非お問い合わせいただければと思います。
遠隔立合について動画でご紹介しています
※以下URLをクリックでYouTube上にて閲覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=qdUmEDt7EF4
<リモート立会で可能な外観構造検査>
(1)外観構造
(2)寸法
(3)材質
(4)色彩
(5)表面処理
(6)機器の定格及び銘板記載事項
(7)保護構造
(8)接触部・接続部の状態
(9)機器の取り付け配置
(10)絶縁及び離隔距離
(11)電線の種類・被覆の色別
(12)取付器具の操作状態
(13)表示装置の照度
(14)配線方式・配線の端末処理
(15)外線導入スペース
<リモート立会で可能な各種試験>
(1)監視、保護、操作、制御等の機能試験
(2)高圧回路、低圧回路、小勢力回路及び制御回路の絶縁抵抗測定
(3)商用周波耐電圧試験及び雷インパルス耐電圧試験
(4)有接点・無接点回路、リレー・タイマー、インバーター、電子機器等のシーケンス試験
(5)動作特性試験(保護継電器特性試験、保護運動試験、計測回路試験、配線用遮断器の過電流特性試験及び漏電遮断器の感度電流試験)
(6)温度試験
(7)短時間耐電流試験
(8)環境試験
※項目は、社団法人日本配電盤工業会 「別表5 試験の基準及び細目」より抜粋しています